ぷよぷよプログラミング講座、プロ選手が直接指導 セガ

ゲーム大手のセガ(東京都品川区)は4日、同社公式イベントとして「ぷよぷよプログラミング講座」を東京都台東区の浅草橋ヒューリックホールで開催しました。当日は、同会場にてセガ公式プロ大会「ぷよぷよチャンピオンシップSEASON5 STAGE4 決勝トーナメント」や、ぷよぷよのプロ選手との対戦会も併催され、多くの来場者でにぎわいました。


チャンピオンシップと併催、プロとの対戦会も

同社は、2020年6月にプログラミング学習教材「ぷよぷよプログラミング」を公開して以降、全国の小学校や中学校、高等学校などで出前授業を実施し、プログラミングの楽しさを伝えてきました。また「ぷよぷよeスポーツ」を活用したeスポーツの大会も運営しており、ゲームや競技としての楽しさも発信していました。

今回の講座は、子どもたちがプログラミング学習により興味を持ってもらえる方法を検討する中で、ぷよぷよというキャラクターを通じて、ゲームが実際どのように作られ、どのように製品として楽しまれているかを一貫して体験してもらえる良い機会ではと考え、プロプレイヤーが一同に会するチャンピオンシップとの併催を企画。

当日は、小学校5、6年生を対象とした第1部と、中学生を対象とした第2部が実施されました。

講座では、ぷよぷよのゲーム解説やプロプレイヤーのMGR選手による実演のほか、ぷよぷよプログラミングを活用してテキストのソースコードを書き写したり、ネットリテラシーや著作権についての解説も行われたりしました。

参加した児童・生徒からは「とても分かりやすい説明で、楽しくできた」「普段は知れないプロのことやゲーム制作について触れてくれて、とても良い経験でした」「ぷよぷよという大好きなゲームの背景を自分の好きな色にしたり、落下スピードを調整できて楽しかった。プロとの交流も最高でした」などの感想が寄せられています。

講座の今後の展望について、同社広報部広報課の小池麻由さんは「親しみやすいキャラクター『ぷよぷよ』を活用したぷよぷよプログラミングは、本物のゲームを通じてプログラミング学習を進めることができる教材です。今後もぷよぷよプログラミングを活用し、全国各地の教育機関での出前授業やイベントにおけるワークショップの企画・運営のサポートなどをすることで、プログラミング教育を支援する取り組みを実施していきます」と話しました。