1万人以上が学ぶプロダクト開発の学習教材『Railsチュートリアル』、AI によるエラー文の解説機能をリリース

Railsチュートリアルを運営するYassLab株式会社は、Webサービス開発を学ぶ人にとって悩ましい問題の1つ「エラー文」が理解しやすくなるよう、AI によるエラー文の解説機能『AI エラー解説』の提供開始をお知らせいたします。 


■ 『AI エラー解説』の概要と背景

『AI エラー解説』機能は、アプリ開発中に遭遇するエラー文を貼り付けると、AI がエラー文の意味を解析し、エラー文の意味や解決策(以下、デバッグ)のヒントなどを返してくれる機能です。

  • エラー文の入力例: 「A server is already running. Check /Users/sample-user/rails-tutorial/tmp/pids/server.pid.」
  • AIによる解説の例: 「すでにサーバーが実行されているため、新たにサーバーを実行する前に、既存のサーバーを停止する必要があります。」


Webサービスを作りながら学ぶ大型コンテンツ『Railsチュートリアル』では、Webテキストや解説動画などのさまざまな取り組みによって、より学びやすい環境づくりに2013年から取り組んでいます。技術の発達によってブラウザだけで学べるようになるなど、当時と比べて学びやすい環境になったものの、一方で学習者からよく聞く声の中には「エラー文の読み方が分からない」「エラーをどう解決するのか分からない」といった問題もあります。また学習者ごとにエラー文の内容もさまざまで、その1つ1つを網羅的に対応することは難しい状況でした。


今回リリースする『AI エラー解説』機能は、学習者1人1人の異なるエラー文を AI が解析し、そのデバッグのヒントを教えてくれる機能です。本機能を活用することで、これまで学習者にとって「悩めるエラー」だったものがが「学べるエラー」に変わり、より多くの方々がWebサービス開発にチャレンジできる世界に繋がれば幸いです。 


なお『AI エラー解説』機能は現在β版 (※) となっており、利用可能なユーザーを段階的に広げています。本機能の対象者と使い方、および利用時の注意事項などについては以下の記事からご確認ください。 

https://note.com/yasslab/n/n685429ea7c97 


※ AI による解説が常に必ず正しいわけではないため、あくまでエラー文の理解およびデバッグのヒントとしてお使いください。例えば冒頭のデモ画面においても、server.pid のファイル削除ではなく、該当プロセスにシグナルを送って終了させる方法もあります。具体的な注意事項などについては上記 URL からご確認いただけます。また、より正確な回答をご希望の場合は既存の質問対応サービスなどをご利用ください。 

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YassLab株式会社

配信元:PR TIMES