未来のグランフロント大阪を創作 小学生対象のワークショップ開催

JR大阪駅北側にある大型複合施設「グランフロント大阪」では3~7日の5日間、仮想世界でブロックを積み重ねるゲーム「マインクラフト」を用いて未来のグランフロント大阪を創る「GFO マインクラフト ワークショップ」が開催されました。


ワークショップは、4月26日に開業10周年を迎えた同施設の周年記念イベント第1弾「GRAND THANKS! 10th Anniversary 『THE GRAND GAME』」の一環として開催され、5日間で計135組309人が参加しました。

施設は10周年を迎えるにあたり、また、これからの10年を見据え、「創り出そう、ともに。」をスローガンに新ビジョンを策定。このビジョンには、多様な人々を巻き込み、世界中からヒト・コト・モノを迎え入れ、大阪らしいフレンドリーさで人との出会い・つながりが実感でき、進化に挑戦するまちであり続けたいという思いが込められています。

今回のワークショップには、「未来のグランフロント大阪のまちを創ろう!」をテーマに、マインクラフトの世界の中で子どもたちが創造性や探究心を育む機会を提供し、同施設への愛着を高め、魅力の再発見につなげる狙いがあります。また、マインクラフトを活用することで、遊びながらプログラミング教育やデジタルなものづくりに触れる機会を創出できればと考え、企画されました。  当日は、マインクラフトについての説明や操作練習が行われた後、どのようななまちにするか、参加者それぞれがテーマを検討し、実際にマインクラフト内で建築。最後は参加者らによる建築物の発表が行われました。

ワークショップを担当した一般社団法人グランフロント大阪TMOプロモーション部の清水直喜さんは「グランフロント大阪を題材に子どもたち一人一人が『よいまちとはどんなまちだろう?』『将来こんなまちになればいいな』とわくわくしながら考え、実際に自分の手を使って形にしていくことで、自分たちが今住むまちについてやこれからのまちの可能性を考えるきっかけになればと思います。また、今回のワークショップを通して、グランフロント大阪をもっと好きになってくれればうれしいです」と振り返りました。