熊本県の合志市と八代市に校舎を構える熊本高等専門学校は６日、NTTドコモ九州支社（福岡市中央区）、NTTコミュニケーションズ九州支社（同）とユーザー指向プログラミング教育を通じた子どもの成長機会創出に関する協定を締結しました。
同協定は、３者が相互に連携・協力し、子どもたちが将来デジタル社会においていきいきと自由に力強く能力を発揮できるよう、子どもの成長や自由な発想を促す各種取り組みを実施するというもの。この取り組みを通じ、子どもたちのプログラミング能力や課題解決能力などを開発することや、活動を通じた地域社会の発展を目指すとしています。
具体的には、同校が開発したKME（KOSEN Multifuctional Endpoint：高専多機能支援端末）を利用して、NTTドコモ（東京都千代田）とタカラトミー（東京都葛飾区）の共同事業で生まれたプログラミング教育ロボット「e-Craftシリーズ embot（エムボット）」を、ボタンを押すだけで動かすことができるインプットデバイスを開発。
この開発したデバイスを活用して、子どもたちが自分で設定した課題を解決する体験ができるよう、新たな開発を行うインクルーシブなイベントなどが実施されます。
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