日本において、理系人材は圧倒的に男性が多いといわれております。
理由はいくつか考えられます。
例えば幼い頃から、男の子は科学や技術に興味を持つ傾向があります。これは、男の子向けのおもちゃやゲームが、科学や技術に関連したものが多いことや、男の子のロールモデルが科学者やエンジニアであることが多いことが影響しているでしょう。
また、学校教育においても、理系科目が男性的な価値観と結び付けられていることや、理系科目の教師が男性であることが多いことが影響しているかもしれません。
2019年度の総務省統計局「労働力調査」によると、情報通信業で働く就業者229万人に占める女性の割合は65万人となっており、女性比率は27.8%。また、日本のIT(情報技術)業界における女性技術者の割合は15%以下とされています。IT業界全体を通して女性の割合は1~2割程度です。
「男性は論理的、女性は感情的」などという不適切な考え方が浸透していることもあり、IT業界が女性にとって目指しにくい業界になっていることに、私は危機感を感じています。
こうした現状の中、過去にこのようなイベントが開催際されました。
GMOインターネットグループのGMOメディア(東京都渋谷区)とアフレル(福井市中央)が共同で、1カ月にわたり開催する女の子と保護者を対象とするプログラミングイベント「KIKKAKE(きっかけ)~ガールズプログラミングフェス~2022」を開催し、運営する「コードアドベンチャー」も協賛しました。
コードアドベンチャーでは教材として「マインクラフト」を活用しておりますが、このマインクラフトは女の子も手軽に触れることができ、私たちの教室に来てもらえるチャンスがあるのではと考えております。
将来 ITエンジニアを目指す女性を増やし、女性活躍促進に貢献していきたい。
それが私たちコードアドベンチャーの思いです。
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