追手門学院が在学生と企画 小学生ロボットコンテスト開催

ロボットコンテスト世界大会に8年連続出場するなど、ロボットプログラミング教育を教育の柱の一つにしている追手門学院(大阪市中央区)はあす11日、小学生を対象にした独自の大会「ロボットチャレンジコンテスト」を大阪府茨木市にある追手門学院大学の総持寺キャンパスで開催します。

コンテストは昨年に続き2回目の開催で、同大学の近隣にある公立小学校やロボット教室、追手門学院小学校、そのほかの私立小学校など約40チームがエントリー。

今年のテーマは「ロボットアドベンチャー」。コンテスト当日は、小学生らが製作したロボットを使って、コート上の決められた場所までブロックを運ぶなど、八つのミッションに2回挑戦し、クリアしたミッションの数に応じて表彰します。

また、コンテストを企画・運営するのは、自治体や小学校などでプログラミング教育の普及活動を行う追手門学院大学経営学部の学生15人です。

学生らはこれまで、地域の小学生にロボット作りやプログラミングのおもしろさを伝える「STEAM講座」や、小学校教員を対象にしたプログラミング教育の研修会などを開催してきました。近年、プログラミング教育の注目が高まる中、大会のレベルが高くなり、参加のハードルが高くなっていることから、初級レベルでも気軽に参加でき、日頃の成果を発表する機会を作ろうと、同法人のロボットプログラミング教育・研究推進室とともにコンテストを企画。試合の実況や審判なども学生らが担当します。