2030年代の情報教育カリキュラムモデル 来年3月に提案実施へ みんなのコード

NPO法人「みんなのコード」(東京都港区)は3日、小学校・中学校・高等学校の学びを接続させていくため、2030年代の情報教育カリキュラムモデルを来年3月に提案すると発表しました。

同団体は、20年から仙台市青葉区の宮城教育大学付属小学校と連携し、共同研究を実施。その結果、小中高を通じた体系的・継続的な情報活用能力を育成する枠組みが必要と考え、今年4月に「2030年代の情報教育のあり方についての提言」を発表しました。

今回作成予定のカリキュラムでは、AI(人工知能)をはじめとするテクノロジーが社会と融合した時代に生きる子どもたちにとって必要な資質や能力を示すとともに、小中高一貫した情報教育のカリキュラムモデル例を作成し、AIを活用した授業などの実践事例を公開するとしています。