共生社会の実現へ 社協など4者と協定 徳山高専

徳山工業高等専門学校(山口県周南市)は5日、同市にある周南総合支援学校と周南公立大学、久米地区社会福祉協議会と共生社会実現に向けた四者連携協力に関する協定を締結しました。

徳山高専は2020年2月に、周南総合支援学校と徳山大学(現周南公立大学)との間で「共生社会の実現に向けた三者連携協定」を締結しており、現在に至るまで支援学校教員によるユニバーサルデザイン講義や、徳山高専支援技術チームによる支援学校向けプログラミング教室や仮想現実(VR)活用教室、旧徳山大学の発案によるボッチャ大会などの協働イベントを実施してきました。

また、久米地区社会福祉協議会とはシニアICT相談会や子ども食堂における学習支援、通学路地下道の絵画作品展示支援などの活動を共同で開催してきました。

今回、地域共生社会の実現に向けた取り組みを強化し、地方創生モデルを目指すために協定を締結。また、地域の困りごとを解決する活動に参加する同校の学生にとっては、アプリ開発やサービスモデル構築などを生み出す起業家教育につながる土壌となることも期待されています。