ITの教育不足が原因で子どもの将来に不安 「ある」が約半数の46.8% 10代の子を持つ保護者に調査 アークライン

ITスクール「IVY SCHOOL」を運営するアークライン(東京都豊島区)は14日、10代の子どもを持つ保護者111人を対象に、子どものキャリアに対する親の心情調査を実施し、その結果を公表しました。

調査は、民間のリサーチ会社に委託し、1月19~22日にインターネットで実施。 「ITの教育不足が原因で子どもの将来に不安を感じた経験はあるか」の設問では、「ある」が46.8%、「ない」が53.2%という結果となりました。また、あると回答した保護者に、「ITの教育不足が原因で子どもの将来に関して、感じたことがある具体的な不安」(複数回答可)を尋ねたところ、「仕事の自動化で雇用が減少することへの不安」「ITリテラシーが高い同世代の子どもたちと比べて、自分の子どもが取り残されてしまうことへの不安」がいずれも50.0%で最多となり、次いで「将来的に職業選択の幅が狭まることへの不安」(42.3%)でした。

一方、ないと回答した保護者に、「不安を感じたことがない理由」を聞いたところ、「学校での正式な授業がなくても子どもが必要なスキルを身に付けると考えているため」が33.9%で最多となり、「子どもが他の分野で特技や興味を持っており、それが将来のキャリアに直結すると考えているため」(20.3%)、「インターネットなどで学校でカバーされない内容を学習していると考えているため」(16.9%)と続きました。

今回の調査の詳細などが記載されたレポートは、IVY SCHOOLの公式サイトからダウンロードできます。