南葛SCとコラボ IT用語学習教材「ICTかるた」開発 葛飾区立の全小学校に寄贈 SEプラス

IT人材教育会社のSEプラス(東京都千代田区)はこのほど、ITの基本用語をテーマとした教材「ICTかるた」を開発しました。同社がオフィシャルパートナーを務める東京都葛飾区のサッカークラブ「南葛SC」とのコラボレーションデザインとなっており、同区内の全小学校の5、6年生クラスに1セットずつ寄贈する予定。将来的には小学校のプログラミング教育の副教材としての活用を目指します。

教材はIT学習の初心者がまず知っておくべき基本用語を50種類収録し、遊びながら学ぶことが可能です。用語解説はベストセラー「プログラムはなぜ動くのか」など「なぜシリーズ」の著者・矢沢久雄氏が監修し、小学生でも理解しやすい語彙で解説しています。

同社は、IT人材不足が深刻化する中、子どもたちがプログラミング的思考に加えて、楽しくIT用語を学べる機会を作ることで、将来的なIT人材の育成につなげていきたい考え。

また、19日には南葛SCと共同で、「THIS IS IT(アイティー) DAY~SEプラススペシャルマッチ~」を開催します。当日は、南葛SCサポーターの人たちに楽しくITに触れてもらう企画や同社と南葛SCとのコラボTシャツ、ICTかるたの配布など、多数のイベントを用意しています。

同社は今後も、ICTかるたを活用したIT教育の取り組みを進め、多くの子どもたちにITを楽しく学ぶ機会を提供するとしています。